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先日フィリップ・K・ディックの「高い城の男」という本を読みました。
ちょっと前、ニューヨークだかどこかの地下鉄の内装の旭日旗とナチスのマークが問題になったと思うんですが、あれはこの本を原作としたドラマのキャンペーンっぽいですね…
WW2でドイツと日本が勝った世界の話です。世界はドイツと日本が牛耳ってる感じ。
この世界では、発禁扱いになりながらも大人気で人々に広く読まれている本があります。
「WW2でドイツと日本が負けた」という設定の本です。それを書いたのが「高い城の男」。
二重構造になっているので、史実との違いを楽しむこともできます。
ヒトラーはまだ死んでいないし、ゲーリングはじめナチス要人も元気です。
個人的にメッサーシュミット社やクルップが出てきておお~となりました
登場人物も少ないわけではないし、ひとりひとりに立場や思惑があるので読むのにちょっと苦労しました。
あと私好みの終わり方ではなかったですが、中盤からのわくわく感はすごくてページをめくる手が止まりませんでした。
登場人物は特別な能力をもっているわけではなく、良くも悪くも平凡ですが、そのリアルさはいいなあと思いました。
ドラマのトレーラーを見つけたけど、ドラマ版はちょっと改変してるみたいですね…
続きにらくがき
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